食品安全FAQ > 食品に含まれる放射性物質について、どのような検査が行われ、どのような結果が出ていますか?

(2016/3/31)

食品に含まれる放射性物質について、どのような検査が行われ、どのような結果が出ていますか?

  • (1)食品の産地や加工場所を確認することはできますか?
  • (2)測定結果の「検出せず」とはどのような意味ですか?
  • (3)福島県の原子力発電所事故前から、食品中の放射性物質の検査は行われていたのですか?

 食品に含まれる放射性物質について、各都道府県が、その県内で生産された食品を検査しています。検査頻度や対象品目については、これまでの検査結果等をもとに国が考え方を示しており、放射性物質が多く含まれる可能性がある食品、よく食べられている品目が重点的に検査されています。
 平成24年4月以降、全国で約100万件の食品が検査されており、そのうち基準値を超えたものは約 0.4 %の4,034件です(平成28年3月31日現在)。最新の検査結果や出荷制限等の情報は、厚生労働省や各自治体のホームページで確認することができます。



食品中の放射性物質の検査は、これまで出荷制限があった自治体と、その隣の自治体で、主に行われています。検査対象となっている食品は、野菜や果実などのほか、原木しいたけ、わらびなどのきのこ・山菜類、米など、放射性セシウムが多く検出されたことのある品目や、乳、牛肉のように飼育方法の影響を大きく受ける食品、水産物などです。
 東京都でも、国が示す考え方に基づき、週に1回程度、都内産農林水産物を検査しています。これに加えて、都民がよく食べる食品や、牛乳など子供が口にする食品を中心に、都内に流通する食品、芝浦と場でと畜した牛の肉の検査を行っています。これらの検査結果については、ホームページで公表しています。

 ・東京都産業労働局:「都内産農林水産物の放射性物質検査結果について
 ・東京都福祉保健局:「都内流通食品の放射性物質検査結果について
 ・東京都福祉保健局:「芝浦と場でと畜した牛の肉の放射性物質検査結果について

 東京都内の区市町村でも、検査を行っているところがあります。各区市町村のホームページをご確認ください。
 全国の検査結果は、厚生労働省がとりまとめてホームページで産地別に公表しています。
 業界団体で検査結果を公表している場合もあります。

(1)食品の産地や加工場所は、食品のパッケージや店頭表示、メーカーのホームページなどで確認できます。
 なお、産地表示の詳細については、下記関連する質問をご覧ください。

(2)検査結果に「検出せず(<10)」と記載されている場合は、使用した機器で確かな検査結果を出せるのが10ベクレル/kg以上であり、測定した食品に含まれる放射性物質は10ベクレル/kg未満であったことを示しています。「検出せず」と同じ意味で、「ND(Not Detectedの略)」、「<10」などと記載されることもあります。なお、測定できる最小値(検出限界)は、検査機器、検査時間、検査する食品や含まれる放射性物質の量などによって変わります。
 検査に使われる機器は、比較的短時間で検査する簡易検査では、主にヨウ化ナトリウム(NaI)シンチレーションスペクトロメーターで、詳細な検査ではゲルマニウム(Ge)半導体検出器です。

(3)事故前にも、国産の農畜水産物や加工食品の放射性物質検査が行われていました。過去の検査結果は、原子力規制庁のホームページに掲載されています。

 ・原子力規制庁:「食品と放射能



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