食品安全FAQ > 放射性物質を多く含んでいる食品はありますか?

(2014/3/12)

放射性物質を多く含んでいる食品はありますか?

  • (1)洗ったりゆでたりすることで、食品に含まれる放射性物質を減らすことはできますか?
  • (2)沸騰させることで、水道水に含まれる放射性物質を減らすことはできますか?

 一般的に、山菜やキノコ、イノシシなどの野生動物、川魚は、土や餌などから放射性物質を取り込みやすいことが知られています。
 野生のキノコの場合、放射性物質が多く検出されるようなものは、検査頻度や検査量を多くして流通しないようにしています。例えば、キノコの収穫時期には、様々な種類の野生キノコが各地で検査されています。
 基本的に、食品に含まれる放射性物質が基準値以下の食品が流通していますので、調理の際に特別に気にする必要はありません。



土から野菜などへの放射性物質の移行のしやすさは、植物の性質、畑など土の成分や性質、肥料などにより様々です。
 例えば、キノコは、放射性セシウムが高濃度に蓄積されることが知られています。キノコは原木などから放射性物質を吸収するため、キノコを栽培する農家では、原木に含まれる放射性物質の量を抑えるなど、栽培環境を管理しています。
 一方、除染を行うことができない山や川からとれるものでは、地域によって、高い値の放射性物質が検出されることがあります。
 基準値を超える食品が流通しないように、各都道府県が、地域で生産された食品を検査して状況を把握しています。基準値を超えた食品は、地域的な広がりをみて出荷制限などの措置がとられます。食品中の放射性物質の検出状況は、厚生労働省や各自治体のホームページで確認することができます。詳細については、下記関連する質問をご覧ください。

(1)調理方法によっては、放射性物質を減らすことができます。例えば、ゆでることで、食品に含まれる放射性セシウムが半分程度になることが知られています。ただし、ゆで汁には放射性物質が移行しています。加熱により放射性物質が減ることはありません。また、米は、精米すると放射性物質が65%除かれることが報告されています。
 財団法人原子力環境整備センターのホームページでは、食品の調理・加工による放射性物質の除去率が掲載されています。

 ・財団法人原子力環境整備センター:「食品の調理・加工による放射性核種の除去率」(PDF)

(2)水道水は、沸騰させると水分が蒸発し、むしろ放射性物質が濃縮される場合があります。なお、東京都では、主要な浄水場において、浄水(水道水)に含まれる放射性物質を毎日測定しています。現在、いずれの浄水場の浄水からも、事故由来の放射性物質は検出されず、飲料水の基準値(10ベクレル/ kg)を下回っています。検査結果は、以下のページから確認できます。

 ・東京都水道局:「浄水(水道水)・原水中の放射性物質の測定結果

 なお、体内の放射性物質を減らすことができると科学的に証明されている食品は、現在ありません。



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