食品安全FAQ > 食中毒でA型肝炎になることはあるのですか?

(2016/5/16)

食中毒でA型肝炎になることはあるのですか?

  • 海外で、A型肝炎ウイルスに汚染された冷凍果実による食中毒があったと聞いたことがあります。

 国内では、二枚貝によるA型肝炎ウイルスの食中毒事例があります。
 一方、海外では、二枚貝のほか、冷凍果実(ラズベリーやイチゴなどのベリー類等)や野菜による集団感染事例も報告されています。
 A型肝炎は、感染から発症までの期間が長い(2~7週間)ため、食中毒が疑われる事例であっても、原因食材の特定が難しく、原因不明となることが多いと言われています。


○A型肝炎とは
 A型肝炎ウイルス(HAV)によって引き起こされる一過性の急性肝炎を主症状とする感染症で、ほとんどの症例で38℃以上の発熱によって急激に発病するのが特徴です。
 通常、全身倦怠、食欲不振、悪心嘔吐、黄疸、肝腫大なども患者の半数以上に認められています。

○予防方法
 食材の十分な加熱調理、食事前の十分な手洗い、ワクチン接種

○食品の汚染実態調査
 二枚貝については、全国の流通食品の調査結果で、1%程度の汚染が認められていますが、その汚染量はきわめて少量とされています。
 また、東京都では、海外での冷凍果実(ベリー類等)による食中毒事例を踏まえ、平成26年度から平成27年度にかけて200検体以上の輸入冷凍ベリー類等について、A型肝炎ウイルスの汚染状況を調査しました。その結果、この調査では、A型肝炎ウイルスを検出したものはありませんでした。


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