食品安全FAQ > フグ以外にも、毒のある魚はいるのですか?また、毒のある魚でも、正しい調理を行えば食べることができますか?

(2017/6/30)

フグ以外にも、毒のある魚はいるのですか?また、毒のある魚でも、正しい調理を行えば食べることができますか?

 毒のある魚はフグだけではありません。中には食用の魚とよく似た有毒魚もいます。食用と確実に判断できない魚は、絶対に食べない、売らない、人にあげないことを徹底してください。
 また、有毒魚の毒の中には、加熱や冷凍などの処理を行っても壊れないものがあります。魚の鮮度も関係ありません。
 なお、フグの調理には正しい知識と処理技術が必要です。自分で釣ったフグの調理は絶対にやめてください。





<毒のある魚(例)>

○シガテラ毒
  食中毒症状:食後、2~30時間程度で下記の症状を発症します。
        (消化器系)下痢、吐き気、おう吐、腹痛など
        (循環器系)徐脈(脈が遅くなること)、血圧低下など
        (神経系)関節痛、しびれ、ドライアイスセンセーション(温度感覚異常)
  毒のある魚(例):バラハタ、大型のイシガキダイ、イッテンフエダイ、バラフエダイ、オニカマス

○パリトキシン・パリトキシン様毒
  食中毒症状:食後、おおむね12~24時間後に下記の症状があらわれます。
        回復するまでには数日から数週間かかり、重篤な場合には死に至ることもあります。
        激しい筋肉痛(主症状)、呼吸困難、歩行困難、胸部の圧迫感、麻痺、けいれんなど
  毒のある魚(例):アオブダイ、ハコフグ、ソウシハギ、ウミスズメ

 ○ビタミンA
  食中毒症状:(ビタミンAの過剰摂取による)激しい頭痛、発熱、吐き気、おう吐、皮膚のはく離など
  毒のある魚(例):イシナギ(肝臓)

 ○異常脂質(ワックスエステル)
  食中毒症状:下痢
  毒のある魚(例):アブラソコムツ、バラムツ

 ○フグ毒(テトロドトキシン)
  食中毒症状:口・舌のしびれ、頭痛、おう吐、手足のまひ、言語障害など
        呼吸困難で死亡する場合あり
  毒のある魚(例):フグ類


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