食品安全FAQ > 農薬が残留している食品を食べても大丈夫ですか?

(2014/3/12)

農薬が残留している食品を食べても大丈夫ですか?

 残留農薬の基準値は、人がその物質を一生毎日食べ続けても健康への悪影響がない量(ADI)を元に決められていますので、基準値以内の残留農薬であれば、健康に影響はありません。また、残留基準値は、1つの農薬を複数の農産物からとりこむことを想定しているため、たとえ基準値を超えた食品を1つ食べたとしても、全体としてADIを超えなければ心配する必要はありません。



ADI(一日摂取許容量)とは、人がその物質を一生毎日食べ続けても健康への悪影響がない量のことをいいます。
 ADIは、さまざまな毒性試験のデータに基づき、専門家で構成される食品安全委員会で評価し、決められます。動物実験による毒性試験では、長期間食べ続けた場合の影響をみる慢性毒性試験や、妊娠中に食べた場合の胎児への影響をみる催奇形性試験、遺伝への影響をみる遺伝毒性試験などの安全性試験が行われます。これらの試験の結果から、最大でどのくらいの量まで食べても健康に影響が出ないかを調べます(無毒性量)。
 この無毒性量は、動物実験の結果なので、人にそのまま当てはめることはできません。動物の種差(動物と人の感受性の違い)を10倍、人の個体差(性別、年齢など)を10倍と考え、それらをかけあわせた100倍を、人に当てはめるための安全係数とします。動物実験で調べた無毒性量を、安全係数の100で割った値を、人の無毒性量であるADIとしています。
 そして、お米や、野菜、果物など、私たちが一日に食べる食材から摂取する農薬の合計が、このADIの8割を超えないように、各種農産物の残留基準値が定められます。
 農産物からの残留農薬の検出状況は、以下の関連する質問をご覧ください。





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